パチンコは統計学で打つ!
目次
期待値とは?
サイコロを使ったゲームの例
パチンコの期待値
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期待値とは?
期待値という言葉を
聞いたことありますか?
まぁ普通に日常生活してる中では
まず聞かない単語だと思います。
この期待値はよくパチプロが
よく使う言葉です。
プロにとってはこの期待値を計算し
勝てる・負ける台か判断するのです。
だからプロの立ち回りは
期待地稼働と言われています。
それに対して一般客は
オカルトの立ち回りですので
オカルト稼働とも言えるでしょう。
なかにはパチンコ打つ人でも
期待値という言葉も知らない人も
いるでしょう。
具体的にはこんな感じで
期待値という言葉を使います。
結果より期待値を積むのが大事
計算したら(期待)日当3万の台だ
う~ん、期待値は微妙だな~
こんな感じで
独り言でも仲間内でも言います。
期待値の定義!
では期待値とは?
賭け金に対して
いくら戻ってくるのか
見込みの金額のことです。
統計学的に確率で平均した数値を
期待値と言います。
本来はパチプロ専門の言葉ではなく
ギャンブルや投資で使われる言葉です。
(勿論ビジネスでも)
では具体例を出して
期待値の使い方を説明します。
もう分かりやすくする為に
超簡単にします。
サイコロを使ったゲームの例🎲
ここで2つのサイコロを
使ったゲームがあったとします。
それぞれの出た目で
お金が貰えるとしましょう。
ルール1
ルール2
2つの🎲🎲を振って
2つとも6の目が出たら
5000円貰えるとします。
では問題です!
このゲーム最終的に
客が勝つゲームか否か?
答えは…
客が勝つ...です!
何故そう言えるかと言えば
まぁ簡単ですよね?
計算すればサイコロを振る度に
儲かっていきます。
では計算してみましょう!
まず2つのサイコロが
どちらも6の目が出る確率を
導き出します。
サイコロが1つなら
6通りしかありませんよね?
でも2つなら36通りになります。
つまりどちらも6が
出る確率は1/36ということです。
これが分かればもう答えが出たと同じ。
つまり平均36回サイコロを振れば
6の目が出て5000円獲得できます。
サイコロを振るのは1回100円ですので
3600円使えば5000円貰えるので
差し引き1400円の儲けになるのです。
これをサイコロを1回振るあたりの
価値に変換すると…
1400円÷36回=38.888…
1回ごとに約38円のプラスの
見込みになるというわけです。
つまりはこのゲームの
期待値は1回38円になるのです。
1回振るごとに38円増え
10回振れば380円
100回振れば3800円…
このように振る度にお金が
増えていくゲームです。
こう説明すると…
「そんな計算通りにことが
運ぶわけないだろ?」
と言いたい方もいることでしょう。
その疑問はもっともだと思います。
だから期待値を説明しても
納得できない人もいます。
ですが大数の法則により
長い目で見ればそれを
説明できるのです。
大数の法則を詳しく知りたい方は
こちらをクリック
↑ ↑ ↑
是非とも期待値を理解する上で
セットで読んで欲しいですね。
ルール変更!
ではここでルールを変更し
1回振る金額を倍の200円にしたら
どうなるでしょうか?
確率は同じく1/36なので
それまでに7200円使う計算になり
5000円獲得しても2200円損が出ます。
-2200÷36=-61.1111…
今度は1回振るごとに
マイナス61円になるのです。
100回振れば6100円の損が発生します!
プラマイゼロの金額は?
ではこのゲームは1回振る金額が
いくらなら得も損もしないでしょう?
ここまでくればもう簡単ですね?
5000÷36(確率)=138.888…
つまり、このゲームは
1回138円でプラマイゼロなのです。
ということは…
1回137円以下ならプラスに…
1回139円以上ならマイナスになる
これがギャンブル(パチンコ)
において基本となる計算なのです。
この平均確率に対して
賭け金と戻ってくる金額を
計算すれば期待値が分かるのです。
ちなみにギャンブルのなかで
1番期待値(還元率)が
低いのが宝くじなのです
どうするかはお任せします!
パチンコの期待値
先程の計算をパチンコに応用すれば
期待値が分かるのです。
それを期待日当と言います!
1日打てばいくら勝てるか計算すると
期待日当が算出できます。
よくプロ同士の会話で…
その打ってる台の日当いくら?
日当3万と言ったところかな
こんな会話をするものです
プロは打ってる台が
1日打てばいくらプラスになるか
分かっているのです。
先程のサイコロのゲームのように
パチンコのスペック(確率)から
計算してるからです。
さてここで問題です!👩🏫
パチンコは大数の法則により
確率は収束していくものです。
ですから大当たり確率は
不変なのは分かりますね?
つまり期待値を計算するにあたり
この大当り確率を計算式に
組み込む必要があります。
ここまでは疑問にないですね?
では確率は収束して
みんな大当り確率が同じなら
何故プロはプラスなのか?
先程のサイコロのゲームを
思い出して下さい。
ルールを変えましたよね?
サイコロを1回振る金額を
100円から200円に変えたところ
勝てるゲームが負けるゲームに
変わりました。
パチンコも同じだと言うことです!
賭け金(投資額)が他と同じでも
デジタルをまわす回数が
違うということなのです。
サイコロを1回振るのに
200円もかかると赤字です。
パチンコも千円で20回まわるのと
千円で15回しかまわらない台が
あるのです。
当然より多くまわる台が
期待値が高いわけです。
そのまわる台まわらない台を
店は釘で調整するのです
つまりプロは釘で期待値を見るのです!
さっき計算と言ってたけど釘?
そうなんです!
釘を見てプラスの期待値なのか
判断するのです。
プラスなのかマイナスなのか
ボーダーライン以上にまわるか
どうかを見極めるのです!
ハイ、ここでまた新しい言葉が
出てきました。
その名もボーダーライン!
パチンコのボーダーラインとは
先程のサイコロのゲームで言うところの
プラマイゼロのことです!
先程のゲームでは
1回振る金額が138円で
プラマイゼロでしたよね?
パチンコでは千円あたりの回転数が
それにあたるのです。
具体的に言えば
ある機種のボーダーラインが20
だとしましょう。
とすると千円で21回まわればプラス
千円で19回しかまわらなければマイナス
ということなんですよ。
プロは釘を見てボーダーラインの
20回をまわりそうかどうか
判断して台選びするのです。
期待値計算!
獲得出玉÷トータル確率=A
250÷千円あたり回転数=B
A-B=K×交換率
K=1回転あたりの期待値
補足!
獲得出玉=右打ち
(大当りから電サポ終了まで)
トータル確率=大当り確率÷平均連チャン数
平均連チャン数の計算は複雑なので
サイトで調べた方が早いです。
時短中の連チャン率は何乗という計算式がある
250という数字は千円の貸玉数
例えば1回転8円だったら
1日朝から晩まで打って
3000回まわしたとすれば…
8×3000=24000
日当24000円
このようにまわす回数が多ければ
多いほど金額が増えます。
だからプロは基本
1日ずっと打つのです。
ですが、毎回こんな計算して
打ってるわけではないです。
プロにもよりますが
ちゃんと細かく計算して
期待日当を把握して打つ人と。
自分のように取り敢えず
ボーダーのプラス3以上あれば
細かいことは気にしないタイプも…
もし、あなたが前者のタイプなら
自分でいちいち計算するのは
面倒ですので
計算ツールを利用した方が早いです。
「期待値計算ツール」と
検索してみて下さい。
そしてもう分かったと思いますが
パチンコは釘読みが必須ということ。
釘を見ない=負け組
ということなんですよ。
釘に関しては過去記事に
いっぱい書いてますので
参考にして下さい。
では今回はこれで終わります!
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