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ガンダムランキング完結編!

ガンダムランキング完結編

では早速ですがいっちゃいましょう。

前回からの続きはこちら

2位!

機動戦士ガンダム0083

いや~やっぱりこれは外せないですね~

これを嫌いなガンダムファンは

あまりいなんじゃないでしょうか?

それぐらい評価が高い作品ですね。

この作品もTVではなくOVAなんですが

まぁOVAだから一般向けではなく

ガンダムファンに向けて制作したもの

なのでガンダムファンから評価が

高いのは納得できますね。

なんていうですかね~

メカの描写も凝ってますし

ファンが好きそうなのが詰まってます。

主人公側だけではなく

敵側にも感情移入して

見てしまうのがこの作品です。

キャラクター・ストーリー・BGM

MS(メカ)のデザイン・声優…

どれをとっても素晴らしい

全体的に完成されてますね。

主人公のコウ・ウラキの成長物語でもあり

デラーズ率いるスペースノイドの信念の

物語でもあります。

色んな要素が入っているのです。

メカ好きには後半にとんでもない

MS⁉が出てきますしね。

ニータイプのような超常的な要素は

ありませんが、いやアレは無くて

正解でしたね。

ファーストガンダムからZガンダムの

穴埋め的なストーリー展開もあり

Zのキャラも一部出てきます。

この作品はストレートだと

言えるでしょう。

軍人対軍人のストレートな

ストーリーです。

主人公のコウ・ウラキはまだ

士官学校出たての新人で

パイロットとしてはセンスは

あるけど経験がありませんし

信念で戦ってるとは言い難いです。

一方の敵側のガトー少佐は

ベテランの歴戦のパイロットで

確固たる信念の元に戦っています。

ガトー少佐を見てると何故か

昔のサムライのように

重なって見えます。

義に生きる生き様というか…

スペースノイドの未来の為に

戦う姿こそまさに英雄です。

ガンダムというのは不思議な作品です。

昔は主人公側に感情移入して

見ていたものですが

今はジオン側寄りだからです。

コウ・ウラキ少尉も

嫌いではないですがね。

というか彼を演じた声優の

イメージがガラリと変わりましたよ。

声優は堀川亮さんで

ベジータ役で有名な方です。

今までは彼の演じる役は誰でも

ベジータにしか聞こなかったのですが

コウ・ウラキでそのイメージが

払拭されました。

同じ声質でも

全然違う人の感じがしたのです。

そこは流石プロの声優の仕事と

いったところですかね。

もうコウはコウの何者以外でもないです。

そう言う意味で言うと

銀河英雄伝説のラインハルトも

ベジータではなくラインハルトです。

コウもラインハルトも

ベジータの影がちらつきません。

物語のクライマックスになると

一転シリアスモードに突入。

漢と漢のぶつかり合いです。

その汚れ無き清流のような心を

汚す連邦の高官の呑気さが

招いた惨事の責任を巡って

現場の人間に責任を取らせるやり方は

心底ヘドが出るものでした。

ラストはスッキリしないものでしたが

ガンダムの名作には違いないです。

ではいよいよ1位いきます!

第1位!

機動戦士ガンダム逆襲のシャア

えっファーストガンダムじゃないの?

と思われた方もいるかと思いますが

なんていうかな…

ガンダム・Z・ZZの集大成が

逆襲のシャアだからです。

それまでのシリーズを通して

一括りにするのが

逆襲のシャアだからです。

勿論、それぞれ作品のカラーは

違いますけど

アムロとシャアの物語に

決着が付いたのですよ。

ファーストガンダムからの因縁が…

だから逆襲のシャアになっちゃうのです。

この作品は劇場作品で

もう20年以上前のヤツになります。

それでもガンダムと言えば

アムロなんです(笑)。

でもこの逆襲のシャアという

タイトルからも実質

主人公はシャア・アズナブルです。

でもねあれだけカッコよかった

シャアはカッコ悪くなりました。

闇落ちしたシャアの物語なのです…

一応は世直しが目的で戦争を仕掛けますが

それすらも二の次で

アムロとの決着が本当の目的ではないか?

地球に隕石を落とすという

地球の生物を抹殺してしまう作戦も

アムロを引っ張り出す陽動ではないか?

そう思える程にシャアは

小さくなった印象を受けます。

シャアが結論を出した

全人類をニータイプにする為に…

あるいは争いを無くす為に

地球に隕石を落とし

アースノイドを抹殺するという行為は

極端すぎますね…

ポルポトやスターリンのような

お花畑の感覚です。

彼はバランス感覚がある

大人だと思っていただけに

違和感がありまくりです。

無論、娯楽作品として

戦争物である以上

戦闘シーンは不可欠

だから戦争を仕掛ける大義名分が

必要なのは分かりますが

もうちょっと上手く出来なかったかな?

富野さん?

争いの発端はアースノイドのある

だから隕石落として粛清する…

まぁ確かにそうすれば

スペースノイドとアースノイドの

争いはなくなりますね。

でもこれって極論すぎます。

あいつらは悪いヤツだから

全部消せば解決みたいな?

どう考えても子供の発想ですよね。

何故そういう結論になったのか

う~ん理解できません。

所詮は凡人には一生

分らないのかもしれません。

結局隕石落としは失敗に終わりましたが

成功してたとしても只の虐殺

にしかならないと思いますね。

散々言ってきましたが

普通に娯楽作品としては

面白いですね。

もう何回も観ましたよ。

いや1回観ただけでは

理解できませんね。

内容が難解すぎた…

それを補足する説明が足りず

戦闘シーンが結構多く

理解するのは難しいでしょう。

ともあれアムロとシャアの

決着はつきました。

まぁ妥当な結果ですが

結局シャアはアムロには

何もかも及ばず…

サイコフレームの技術をリークしてまで

対等の闘いに拘ったものの

MS戦でも敵わず

何もかも中途半端な印象です。

最後にはそのサイコフレームの現象で

隕石落としが失敗してますからね…

でもまぁ彼の立場を考えると

仕方ない部分もありますかね。

反地球派の象徴として担ぎ出され

引っ張っていく為には

何か行動しなければいけなかった…

座して待つ戦法を取る余裕は

なかったんでしょう。

他にこの作品の見どころとして

やっぱり戦闘シーンですかね。

これに関しては凄いですね。

でもこういうの好きなのは

男だけですよね~

ガンダムファンは殆どが男ですから…

女性ファンはどちらかと言うと

キャラクターが好きという感じかな

イケメンキャラとか結構いますから

やっぱりそういうのも制作陣は

意識してデザインしてるのかな?

デザインと言えば

MSのデザインはシンプルに

なってますね。

Z→ZZと来てドンドン複雑な

デザインになっていきましたが

やっぱり兵器は

シンプルなのが1番ですね。

安価で扱いやすく耐久性があり

整備性も良く殺傷能力が高い

こういうのが兵器として理想です。

でもガンダムの世界では

逆をいってますよね。

そこはまぁ大人の事情もあるんでしよう

いつも敵側のMSだけ種類が豊富だし…

どこにそんな予算があるんだと

疑問に思うくらい

巨大MAや次々と新型が出てきます。

小規模のコロニー国家ではないの?

…もう止めときますか

この辺を突っ込むと

しらけてしまうから

そもそも人型兵器自体が疑問だし

100年後MSのような

兵器が本当に実在してるかどうか

見てみたいですね。

とにかくこの逆襲のシャアで

ファーストガンダムから続いた

物語にひと区切り着きました。

これ以降から生みの親の

富野氏から離れて新しいガンダムが

生み出されていくのです。

後付け設定やらなんやらして

次々とは派系作品がつくられました。

ヤンにとってガンダムは

宇宙世紀(富野世界)がガンダムです。

それ以外のガンダムも面白い作品も

あるんですが別物という感じです。

そしてこの逆襲のシャアの

続編にあたる

「閃光のハサウェイ」

もうすぐ観れます。

これは小説で読んでますから

内容は知ってます。

ただ、映像化したのはゲームだけ

なので楽しみでもあります。

まさか映像化するとは

思わなかったですね。

結構衝撃的なラストですから…

取り敢えずこれからもガンダムは

追いかけていきたいですね。

また書きたいことがあれば

書こうと思ってます。