" /> パチンコイベント【告知規制】で個性がなくなった | 2021年6月10日 | パチンコはプロしか勝てない

パチンコイベント【告知規制】で個性がなくなった

パチンコイベント【告知規制

誰得だったのか⁉

目次

禁止前のパチ屋の状況

ライター来店イベントもダメ!

店舗ごとの個性がなくなった

関連記事

パチンコ閉店ラッシュが止まらない




禁止前のパチ屋の状況

忘れもしないパチプロに成った年の

出来事でしたね。

2011、この年は自分にとっても

日本人にとっても激動の年でした。

自分にとってはイベント告知禁止。

日本人にとっては東日本大震災。

この出来事が起きるまでは

災難とはどこか遠くの

出来事という感覚でしたねー。

日本は平和が永く続き

経済的にも恵まれ

餓死や戦争とは無縁で

せいぜい死ぬ人は

病死か事故死くらいだと…

戦争孤児や難民なんてものは

遠い国の出来事という感覚です。

正直他人事でした!

自分には関係ないことだと…

ところが3、11

事態はとんでもないことになりました。

多くの死者を出し

原発周辺の地域はいまだ

危険地帯です。

こんなことが起きるなんて

誰もが思ってもみなかったことです。

当然パチンコどころではない!

これからどうなるのか…

パチプロに成って3ヶ月の

出来事でした。

この震災により1ヶ月以上

稼働できない日々を送り

稼がないとと焦ってました。

そしてようやく周囲も落ち着き

パチ屋も徐々に営業し始めたのです。

以前よりは厳しい状況でしたが

それでもなんとかやっていけました。

理由はまだイベント

あったからです。

この頃は各店イベントがあり

それぞれの店に固有のイベントが

あったのです。

例えば…

○日は海物語の日

3が付く日はライジングサン

ゾロ目(11、22)はチャンス

21日はチャンス

7が付く日は…

6が付く日はスロットが…

という感じで各店舗に

独自のイベントがあり

バンバン告知して宣伝してました。

駐車場にイベント用の旗を立てたり

広告は勿論、TVCMもして

盛り上げてましたね。

だからイベント日は実際に

客足が伸びたのです。

だからホールにとって

イベントは集客の

大事な手段の一つだったのです。

イベントの実際の信頼度は

どうかと言うと

各店舗によって違いました。

本当に釘を開けて

還元することもある一方で

海の日と謳ってるにも関わらず

前日の釘と全然変わってなかったり。

良くも悪くも集客としては

イベントは効果があったのです。

「海の日」と宣伝すれば

一般客も出すと思って

足を運ぶものです。

プロは釘で本物か判別しますが

一般客は取り敢えず打ちますからね。

それでも稼働が上がれば

出てるように見えるから

効果があるのです。

そして自分(プロ)は各店舗の

イベントを偵察し本物のイベントを

見極めて動けばよかった。

今日はあの店がイベントだったなー

明日は〇〇の日だなー

来週のイベントに向けて閉めてんのか⁉

このように予定が立てられるから

無駄に店移動しなくてよかった。

だからこそ震災後でも

そこまでは困らなかったのです。


ライター来店イベントもダメ!

一時期は震災でどうなることやらと

憂いていましたが

なんとかイベントで持ちこたえてた。

だったのだが…

ハイ、ご存知の通り

イベント告知禁止になったのです😭

これにより稼働が厳しい状況に

陥ったのでした。

イベントだと宣伝すれば

来てた客が来なくなったのです。

常連客ならば店のイベント日は

覚えているでしょう。

でもそれ以外の客は

イベントがいつなのか分かりません。

禁止し始めの頃は

まだ各店イベント日に

釘を開けていたのですよ。

でも宣伝できない為

以前ほど集客ができず

プロしか打たない状況でした。

釘が分かる人しか

打たない状況になり

店としては費用対効果が薄いのです。

禁止以前なら○日は海物語

チャンスですよー

と告知すれば、海物語目当ての

客が来ます。

海物語の台を本当に釘を開けて

サービスしても大丈夫でした。

何故なら海物語目当てで

海物語のシマが全席埋まるからです。

後から来た客が海の席が無くて

打てなかったとしても折角来た以上

打たないで帰ることはないのですよ。

目当ての台が打てなくても

他の台を打ってくれるからです。

つまり特定の機種のイベントでも

全体的に稼働が上がるのです。

だから釘を開けてサービスしても

他の台で回収できるので

チャラにできるわけなんです。

でも告知禁止により

客足が途絶え釘を開ける

意味がなくなったのです。

費用対効果が薄く

割りに合わないものになった。

これにより旧イベント日でも

徐々に釘を開けなくなり

厳しい状況になったのでした。

告知OKなのは新台入替と

ライター来店イベントだけに…

でもどちらも新台費用と

ライターのギャラ代にお金がかかります。

だから以前ほど大きくサービスは

できなくなったのです。

ところがこのライターやタレントの

来店イベントも規制の方向に

向かってるということです。

パチンコイベント に対する画像結果

この来店イベントライター達に

宣伝してもらう形になり

店としては取材に応じただけ

という体裁をとれるので

可能だったわけです。

でもこれもダメとなれば

いよいよ独自の戦略が

取れなくなりそうです。


店舗ごとの個性がなくなった

例えばどの業界でも

大企業と中小企業とでは

戦略が違います。

中小企業が生き残るには

大企業のマネしてもダメです。

価格競争 に対する画像結果

価格競争に乗ってしまえば

大手には勝てないわけです。

だから大手ではできないことをして

棲み分けて上手く立ち回るわけです。

弱者には弱者なりの

戦略があるのです。

値段競争には勝てないなら

高品質の商品でターゲットを

裕福層に絞ったりとかですね。

でもパチンコの場合は

風営法という縛りがあるのです。

風営法では

「著しく客の射幸心を煽らない」

と規制されてるのです。

昔はゆるゆるだったので

イベントも黙認されてました。

でも今は厳しくなりました!

これにより各店舗の個性が

出しづらくなったと言えます。

大手ホールと中小企業ホールは

同じ条件で競い合うことになります。

そうなると当然ですが

大手には有利な条件になるのです。

資金が豊富な方が有利なのは

間違いないでしょう。

中小ホールは大手に対抗する手段が

なくなったのです。

豊富な資金で先行投資で

出玉をアピールできる大手と

そんな余裕がない中小ホール。

これでは勝負になりません!

広告も桁が違う!

新聞の一面をデカデカと

載せられる大手と

片隅にポツンとしか載せられない。

正攻法でしか戦えないとなると

弱者にはジリ貧になるばかり。

そのホール独自のやり方を

封印されたらお手上げです。

こうしてどのホールも

変わらなくなり

個性が失くなっていきます。

色んなホールがあって

多様性があるからこそ

面白いのですが…

どれも似たような感じなら

設備が豊富で台数が多い方に

人が集まるのは仕方ないです。

自分としては是非とも

イベント告知復活を願います。

今のままでは何の裁量権もない

コンビニのオーナーと同じ。

商品の仕入れも決められ

がんじがらめの状態です。

あれもダメこれもダメとなれば

何の個性もないモノになるのは

当たり前なことです。

どんどんつまらないものに

なっていきますよ…。

関連記事

パチンコ閉店ラッシュが止まらない

IT企業への転職なら、IT求人ナビ