収束するには時間が必要
目次
コインやサイコロに例えると…
見えない力が働いて収束する⁉
ガラガラ抽選器とは違う
どのくらいで確率は収束するのか
関連記事
コインやサイコロに例えると…
パチンコ店内では多くの客は
データランプを見て台選びしてます。
彼らの考えてることは
痛いほど分かるつもりです。
自分も昔はそうだったからです。
パチンコに勝つには
大当たりを引くことだと
考えてるのです。
その考えは正しいように見えます。
実際に大当たりを引かないと
出玉を得られないのですから。
だから当たりそうな台を
データを見て探してるのです。
だけど見落としているのです。
パチンコは完全確立抽選だということを…
当たりを予想することは
不可能なのですよ。
例えばこれが競馬とかなら
速い馬に賭ければ勝率は
あがるでしょう。
だからパチンコも馬のように
早い馬、遅い馬が
あると考えているのです。
つまり当たりやすい台
あるいは当たりそうな台が
あると考えているのです。
確率は収束する…
この単純な考えから
データを見て当たりそうな台を
予想しようということです。
例をあげれば…
ハマってる台があれば
そろそろ確率が収束して
当たるのではないか？
そういう風に考えるわけですね。
確かにハマり台は
ハズレ引き続けた台とも言えます。
だからそろそろ確率的に
当たりが来そうな感じがします。
でも本当にそれで勝ってますか？
それで上手くいく時と
いかない時があるはずです。
そう、つまりこの考えは
絶対ではないということです。
その前に完全確立抽選を
理解すれば何の意味も無いと
分かるようになります。
完全確立抽選とは…
完全確立方式とも言いますが
この方式の定義は簡単に言うと
１回転ごとに独立してることです。
過去の結果や次の抽選に
何ら影響を受けない抽選方法のことです。
この抽選方式で当てはまる
身近なものはコインやサイコロですね。
他にもルーレットなどもそうです。
コインは表と裏があり
コインを振ればそれぞれ表と裏の
出る確率は1/２です。
これは何回振っても
この確率は変わりません。
毎回振る度に1/2の確率なのです。
５回振ってたまたま連続で
表が出てとしても
６回目も純粋に1/2の確率なのです。
過去５回の結果がどうであれ
次の結果に影響されないのです。
不正しない限りは…
毎回1/2の確率で結果が出るのです。
このコインの表と裏の結果を
予想できますか？
過去の結果を見て
次に振る結果を予想できますか？
過去の結果を知ったところで
1/2という確率は変わらないのです。
１回１回が完全に独立して
抽選してるということです。
サイコロも目が出る確率は1/6
何回振っても確率は変わりません。
この完全確立抽選方式が
パチンコの大当たり抽選なのです。
過去の結果のデータを見ても
何の意味もないということなのです。
見えない力が働いて収束する⁉
さっきの確立抽選方式を理解しても
そう簡単に納得いかないでしょう。
コインやサイコロは抽選してるところが
見えるのに対してパチンコは
見えないからでしょう。
TOKIOのような羽根モノとかなら
見えますが、画面で抽選する
デジパネは見えません。
見えないものには
想像してしまうものです。
遠隔を疑うのもある意味仕方ないです。
この見えないところがあるから
惑わされる要因です。
小説のような文字だけの表現は
脳内でイメージを膨らませて
物語を補完しませんか？
下手に人は想像する能力があるから
オカルトに走ってしまいます。
確率にたいしてもそう。
こんなにハマったので
そろそろ当たるだろうと考えるのも
想像力があるからです。
冷静に考えて完全確立抽選なら
今何回転だろうが関係ありません。
朝一の１回転目だろうと
１０００回ハマった次の
１００１回転目だろうと
同じ確率で抽選してるのです。
何か見えない力が働いて
ハマってる台が確率が変わり
当たりやすくなることはないです。
それともハマったりすると
確率が変わるよう
プログラムされてるとか
遠隔して当たりを出すとか
証拠はないですよね？
ただ、そう勝手に想像してる
だけなのです。
甘デジの1/99の確率でも
1000回ハマることがあります。
滅多にないことですが
充分あり得ることなのです。
ただどうしても
お金を使ってる以上
冷静に見れなくなるのでしょう。
１０倍のハマりなんて
有り得ないことでしょうか？
実際に起きてるので
あり得るとしか言えませんね。
この理不尽とも言える
ハマりに遭遇するのがパチンコです。
このハマりを避けることは不可能！
コインが２０回以上
表を引き続ける確率は
限りなくゼロですが
でも１回１回抽選してるので
有り得ないことではないのです。
それがパチンコでも稀に起きるのです。
その理不尽さに対して
冷静でいられなります。
でもこのような不幸なことが
起きるなら逆の結果も
起き得るのです。
噓のようにハマりが浅く
ポンポン当たりを引き連チャンする
そのようなこともありますよね？
でも勝ってる時は
こんなに当たるなんておかしい😡
と文句は言いませんよね？
結局はハマったり
連チャンしなかったりすると
文句を言ってませんか？
自分に都合が良い場合は何も言わず
悪いことだと文句を言う。
このように感情に左右されると
真実が見えなくなります。
単純なことに気が付かなくなります。
どの台も同じ確率で抽選してるなら
どうすれば勝てるのか？
そこに気が付けば
勝機が見えてきます。
大当たり確率を変えられないのなら
変えられるもので勝負するのです。
この確率をどうにかしようとするから
おかしな方向に行ってしまうのです。
ガラガラ抽選器とは違う
ハマってる台は当たりやすい…
この考え方は完全確立抽選ではない
方式なら通用します。
ガラガラ抽選機のようなものなら
ハズレを引く度に当たりやすくなります。
このような方式なら
データを見て分析すれば
大当たりをある程度予測できます。
もし本当に大当たりを予測可能なら
ボーダー理論も役に立たないでしょう。
だけど多くの人はパチンコを
サイコロと思わず
ガラガラ抽選機と誤認してます。
サイコロをガラガラ抽選機と
勘違いしてるなら
勝てるわけないがない。
ハズレを引く度にハズレ玉が
少なくなり当たる確率が上がる
ガラガラ抽選機のような
シロモノだと考えてるのです。
パチンコは一見すると
ガラガラ抽選機と似てますが
違うのはハズレ玉を引いても
そのハズレ玉がまた再び
抽選機に入り
また同じ確率で毎回引いてることです。
本来のガラガラ抽選機なら
最初は９９個ののハズレと
１個の当たり玉があり
ハズレを引く度に最初は
1/99だったものが段々と
1/98、1/97、1/96となります。
でもパチンコは常に毎回
1/99だということです。
朝一だろうが夕方だろうが
１年間その確率は変わらない。
何万、何十万回、何百万回と
試行錯誤の回数を重ねていくと
確率通りになります。
その過程で短気的に見ると
全然当たりがない期間や
逆に当たりばかっかりだったりと
まるで同じ確率だとは思えない
挙動になると思います。
だけど長期的に見ると
どの台もスペック通りの
確率に落ちつきます。
どのくらいで収束するのか？
| 確率 | 誤差±10% | 誤差±1% |
| 1/100 | 3.8万回転(1/111.1~1/90.9) | 38万回転(1/101~1/99) |
| 1/200 | 7.6万回転(1/222.2~1/181.8 ) | 76万回転(1/202~1/198) |
| 1/300 | 11万回転(1/333.3~1/272.7) | 1100万回転(1/303~1/297) |
サイコロの1/6の確率でも
確率通りになるには2000回振って
収束すると言われてます。
では甘デジの約1/100の確率なら
約４万回転させてようやく
誤差１０％なのです。
４万回ですよ？
パチンコ店に１日ずっといて
朝から晩まで打っても
2500回転前後かと思います。
そうなると４万回転させるのに
16日間も打つ必要があるのです。
つまり、甘デジなら
約２週間で確率の誤差１０％の
範囲に収まるわけです。
この時にその誤差１０％のブレが
釘次第でプラスにもマイナスにも
なるわけです。
例えばその台のボーダーラインが
２０だとします。
関連記事ーボーダー理論とは
千円で２０回以上まわれば
その台はプラスになる計算です。
では２２回まわる台と２５回の台を
それぞれ２週間打てばどうなるか？
おそらく結果は…
２５回の台はまず収支は
プラスになるでしょう。
でも２２回の台は誤差が－１０％に
傾けば負けると思います。
誤差が±０％～＋１０％なら
勝てるでしょう。
これがパチンコは
釘が重要な意味を持つ理由です！
１回転でも多くまわれば
勝率は上がっていくのです。
これがボーダーライン以下の
１６～１９回しかまわらない台を
打てばどうなるか分かりますね？
たった１日では確率通りにはならず
長期的な視点でパチンコを
考える必要があるのです。
その長期的な視点が
欠けてるのでパチンコを
誤認して勝てないのです。
毎日朝から晩まで打つプロなら
それが体で理解してます。
でも夕方からや休日しか
打てない多くの人達からすれば
そのような視点で見ることは
なかなか難しいかと思います。
限られた時間でしか打てなければ
毎回勝ちたいと思うはずです。
プロにように長期的にプラスになれば
負けることも込みで打つのは
酷かもしれません。
それに確率のイタズラで
回らない台でも勝つこともあります。
そういう爆発する台を見極めて
台選びすれば勝てる…と
勘違いしてもおかしくはないです。
だから釘を重要視しないで
データの方に目がいってしまう。
でも短期的に見れば確率通りに
いかないからこそパチンコは
面白いのだと思います。
これがもし1/300の確率で
本当に確率通りにぴったし1/300で
当たるとしたらどうなりますか？
全台ぴったし確率通りに当たれば
全然面白くないと思います。
連チャンも確率通りに
３連チャンしかしなかったら？
単発だった時の残念感
大連チャンした時の高揚感
激熱演出きた時のドキドキ感
そのような気持ちがパチンコに
ハマる面白さだと思います。
もしぴったし確率通りだと
全然感情が動かされないでしょう。
そしてもしそうなると
釘が開いてて投資を抑える
まわる台を打てばいいと
誰でも気が付きパチンコは
商売として成り立たないでしょう。
確率のイタズラで短期的に
確率通りにならないから商売として
やっていけるのです。
でもそこで長期的な視点で見る
ことができれば確率通りになると
理解できるはずです。
そこに気が付くかが
パチンコに勝つ分岐点です。
関連記事
